k-pressについて

情報革命と言われながら、地域の情報を得る手段は、いまだに貧弱なレベルにとどまっています。

会ったこともない有名人の趣味、好みは知っているのに、隣人の顔さえ知らない。外国の有名ショップには詳しいのに、自分の住む街にはどんな店があるのか、見当がつかない。プロ野球の結果はその日のうちにわかるのに、子どものスポーツ大会の様子は、口コミでやっと知ることができる。
こんなことが当たり前になっています。
地球は狭くなったと言われていますが、半面、お隣は遠くなったというのが、現状ではないでしょうか。

インターネットでも地域情報のホームページは数えきれないほどありますが、地域のニュースを知ろうとすると、はなはだお寒い状況にあります。また、その情報の信頼性も高いとは言えません。

k-pressは、こうした地域情報の現状を打開し、インターネットをはじめさまざまなメディアを有機的に利用して新しい地域メディアの確立をめざしてスタートします。

信頼性の高い地域ニュースをいち速く報道するのはもちろん、幅広い市民の参加と協力によって、地域の文化、スポーツ、経済、歴史など総合的な地域情報の提供をめざします。

取材と運営は、川崎市北部、狛江市などの配布エリアで発行している地域情報紙「くらしの窓」の取材・編集に30年間携わってきたスタッフが、その経験と知識をいかしてあたります。

当初は、ニュース報道を中心に情報の発信を行いつつ、速報性や双方向性などのインターネットホームページの特性をいかした番組内容の充実をはかりますので、多くの方のご利用とご協力、ご支援をお待ちします。

   2003年7月

k-press報道部     

編集責任者 安永 能美
水谷 建夫